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強化理論

Reinforcement Theory

提唱者:Skinner

人は「強化された行動」を繰り返す

理論の概要

強化理論は、行動の結果(報酬や罰)によって、その行動が繰り返されるかどうかが決まるという理論です。ポジティブな結果(強化)を受けた行動は繰り返され、ネガティブな結果を受けた行動は減少します。

正の強化

望ましい行動に対して報酬を与え、その行動を増やす

例:良い対応をした職員を褒める

負の強化

不快な状況を取り除くことで、望ましい行動を増やす

例:目標達成で報告義務を軽減

薬局運営への活用

褒め方・評価コメント設計

「何を褒めるか」によって、職員の行動が変わります。褒め方を意識的に設計することが重要です。

ポイント:褒める行動を明確にし、一貫性を持って強化することで、望ましい行動が定着する

結果褒め vs 行動・判断褒めの使い分け

結果を褒める

「売上が上がったね」「件数が増えたね」

効果:短期的なモチベーション向上
注意:結果が出ないと落ち込む

行動・判断を褒める

「あの対応は素晴らしかった」「良い判断だった」

効果:行動の再現性が高まる
推奨:成長につながりやすい

強化のタイミング

強化はタイミングが重要です。行動の直後に強化することで、効果が高まります。

良い行動を見たら、その場で褒める
週次・月次ではなく、日常的にフィードバックする
具体的な行動を指摘して褒める

明日の一手

職員の良い行動を見つけたら、その場で具体的に褒めてみましょう。

具体的なアクション:

「〇〇さん、さっきの患者さんへの説明、とても分かりやすかったですね。特に〇〇の部分が良かったです」と、行動を具体的に褒める。