動機付け一覧に戻る

公平性理論

Equity Theory

提唱者:Adams

人は「自分と他者の投入/報酬の比率」を無意識に比較する

理論の概要

公平性理論によると、人は自分の「投入(努力・時間・スキル)」と「報酬(給与・評価・承認)」の比率を、他者と比較します。この比率が不公平だと感じると、モチベーションが低下します。

自分の投入
努力・時間・スキル
自分の報酬
給与・評価・承認
この比率を他者と比較して公平性を判断

薬局運営への活用

不公平感・静かな不満の可視化

職員が口に出さなくても、不公平感を感じている可能性があります。以下のサインに注意しましょう。

不公平感のサイン

  • ・「あの人ばかり評価される」
  • ・「自分だけ仕事が多い」
  • ・モチベーションの急な低下
  • ・協力的でなくなる

確認の問いかけ

  • ・「業務量は適切ですか?」
  • ・「評価に納得していますか?」
  • ・「不公平に感じることは?」
  • ・「改善してほしいことは?」

評価・役割分担の説明責任設計

不公平感を防ぐには、評価基準と役割分担の透明性が重要です。

評価基準を明文化し、全員に共有する
役割分担の理由を説明する
評価結果のフィードバックを丁寧に行う
不満があれば聞く機会を設ける

明日の一手

職員が不公平感を感じていないか、さりげなく確認してみましょう。

具体的なアクション:

1on1で「業務量や評価について、不公平に感じることはありますか?」と問いかけてみる。